10月の秋休み「家族みんなで読書会」ご協力 ありがとうございました
 読書会の集計結果がでました。全校で35%の参加がありました。
みんなで読書をすることにより「本が好きな子ども」を育てるために,学校とPTAが同じ目標で取り組んだらどうかという学校協力者の提案で,初めての試みとして行いました。
1回で終わるのではなく,継続した取り組みで読書の習慣化,「本が好き」という子どもが増えたらいいと思います。













また方法としては,
○それぞれで好きな本を読む。 ○朗読会や読み聞かせをする。
○同じ本を読み合って感想を言い合う。 ○図書館に家族で行く。
○同じ本を1文ずつ読む。
などがありました。次回の参考にしてください。

子育てワンポイント

ほめて育てることで,愛されている実感と確信をもたせる

 子育てで一番大切なことは,子育てを楽しむことだと思います。子育てを楽しんでいる親は,例外なく子をほめて育てています。ほめて育てることは子どもだけでなく,親自身にも心の安定と楽しみをもたらしてくれるようです。
子どもが親から愛された,尊重されたと感じるのは,驚くほど小さなことです。親が少し一緒の時間を伸ばしてくれた,書いたメッセージをくれた,寝るときに本を読んでくれたなどのことは,しばしば大人になってからも親の愛情の証として,なつかしく思い出されるものです。それらの多くは親自身も楽しんで行ったことです。中でも,子どもはほめられたことや励まされたこと,一緒に喜んでもらったことで,親から愛されている感覚を心深くに無意識のうちに植え付けます。
 愛されている感覚をもっている子どもたちは,心が安定し,前向き・建設的で希望に燃え,自己評価が高いものです。また,心理学者の研究では,「叱って育てる」より「ほめて育てる」方が,失敗しても学びの経験として前向きに受け止めるなど,立ち直りの力に富み,逆境にも強い子に育つとのことです。そういえば,「逆境に強い女子ゴルフの宮里藍」のお父さんは,徹底的にほめて育てたといいます。

ほめるコツ  要求水準を下げ,できていることをほめる

ところで,実際にはほめて育てることは大変難しいのが現実です。
ほめられないのは,子どもへの要求水準が高いからです。子どもへの期待から,知らず知らずのうちに親の要求水準は高くなってしまいがちです。要求水準が高いと,叱ることが多くなってしまいます。過剰な期待は結果として子どもを押しつぶすことになりかねません。ほめ上手になるには,思い切って子どもへの要求水準を一旦下げることです。
「できなくて当たり前。できたらすごいんだ」と考えれば,叱ることは少なくなりほめることが多くなります。例えば,靴を脱ぎ散らかすので当たり前,揃えていたらすごいんだと考えると,靴を揃えたことをほめることができます。できて当たり前と思っていたらほめることは決してできません。「できていないこと」を叱るのでなく,「できていること」「できたこと」をほめるように努力してみるのです。すると,その方が結果として子どもが伸びるのです。特に,いつも叱られてばかりの子どもには効果的です。

『早寝 早起き 元気なあいさつ あさごはん』 
テレビ・ゲームは時間を決めて

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